想像マネジメントのすゝめ

中間管理職、店長の為のマネジメント手法を紹介。 店舗運営ノウハウも紹介していきます。

計画が策定されると次は、実行ですね。
実行のポイントとしては、2つ。

(1)スピード感
立てた計画に対して、速やかに実行に移すことが重要です。
仕事はスピードとよく言いますが、実行のスピードが自分を成長させ、企業を成長させます。

色々な可能性を懸念して行動が遅い人より、まずはやってみると言う意識で実行する人の方が成長します。

(2)決めた計画を淡々とやる。

毎日の業務を行っていく中で、必ず出てくるのが、「イレギュラー」です。
クレーム対応や急な欠勤による追加業務対応等、急を要する業務がなくなることはありません。

もちろん、業務の選択と集中は行っても構いませんが、当初決めた計画を頭に入れつつ、淡々と実行に移すことが重要です。


■よく見られる人によるケース(自分自身と自分の見てきた人の傾向)


Plan→Doに進まない。
知識があり計画も立派だが、出来ない理由にも即座に気付くため、実行が進まない。

頭の良い人に良くある傾向です。
いろいろな情報をすぐに分析できる人は、このような場合に陥りやすいです。

こういった場合、年齢を重ねるとかなり厄介なので、
できれば、20代前半のうちに仕事の量を増やして経験を積むことで改善しておく必要があります。

ちなみに、私自身はこのタイプの人間だと思います。


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計画の前に目標設定を


計画を立てる前に重要なことが目標の設定です。

・なぜ(Why)、この目標を設定するのか?

これが明確になっていないことには、全てがズレてきますので、まず達成したい目標を明記することが重要です。
目標には、定量的な目標(数値目標)を必ず入れるようにしましょう。

目標が明確になったらいよいよ計画を立てます。

計画を立てることが全ての始まりです。
PDCAサイクルを円滑に回していくためには、計画は具体的でなくてはなりません。
計画策定段階で、目標達成の90%が決まると言われています。

計画を立てるときは、下記のことを明確にしたものを作成しましょう。

・何を(What)
・誰が(Who)
・いつまでに(When)
・どうやって(How)

実行に移すか?

こちらもよく聞く言葉ですが、5W1Hですね。
今回は、なぜ(Why)については、目標設定で既に触れていますが、どこで(Where)については、基本的には、職場と言うことで割愛します。

■よく見られる人によるケース(自分自身と自分の見てきた人の傾向)


・計画を立てたが、目標と合致していない。
 →時間をかけて、計画を細かく立てたが最終的に出来上がったものが目標に向かっていない場合があります。

 計画が仕上がった段階で、再度目標に向かった計画になっているかを確認しましょう。

・自分の想像のみで計画を立て、実態にそぐわない。
 →社会人のほとんどは、上司や部下、他部署のメンバー等、色々な立場の人間と関わりながら仕事を行っています。
 自分で立てた計画は、上司と目線が合っているか?上司が求めるものになっているか?
 自分で立てた計画は、部下が実行できる実態に沿った内容になっているか?
 他部署を巻き込む内容であれば、他部署の協力はえられるのか?

 組織で計画を実行するには、関わるメンバーの協力が必須条件です。
 メンバーの同意が取れているかを必ず確認しましょう。


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今回は、ビジネスではよく使われるPDCAサイクルについてです。

元々、PDCAサイクルとは、生産技術における品質改善などを継続的に行うための手法として、確立されました。

スライド1

PDCAサイクルとは、上記の図のようなサイクルです。

1. Plan:計画を立てる。
2. Do:実行する。
3. Check:実行した結果を評価する。
4. Action:うまくいっていないところを改善する。

このサイクルを回していくことで、継続的に改善を行い、成果を出し続けることが出来ると言う考え方です。

社会人の方にとっては、こんなこと当然ではないかと思う方も多いと思いますし、
上司からも「計画を立てて実行しなさい。」と、指摘されることもあるかと思います。

しかしながら、私も含めて、本質的にPDCAサイクルを当たり前に行える組織はそうないです。

次回からは、1つ1つを紐解いていきましょう。


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