想像マネジメントのすゝめ

中間管理職、店長の為のマネジメント手法を紹介。 店舗運営ノウハウも紹介していきます。

ショップビジョン作る。vol.5|ショップビジョンを作り方

trend-1203005_640

前回は、ショプビジョンの内容について記載しましたが、今回は、具体的な作り方について、記載していきたいと思います。

今までの説明の中のポイント

  • 自分と世界を良くする内容
  • 文字の拡散情報(メンバーにプレゼンし理解してもらう。)
  • 母国語で20文字以内
  • 未知の世界(今は、難しいが近い将来実現したい内容)

上記のことを念頭に置いて、作っていきます。

ショップビジョンは、ショップメンバー全員に理解してもらう必要がありますので、1番良いのは、メンバー全員の意見を聞くということです。

ショップ運営の中で、メンバー全員が集まる時間を作ることは、シフトの都合もあり、なかなか難しいと思います。

限られた時間を有効に使い、メンバー全員の意見を聞くには、工夫が必要です。

(1)1人1人事前に説明してから宿題を出す。

まずは、メンバー1人1人に、このショップビジョンを作る意味を説明します。
説明としては、
このお店を全員で良くするために、どんなお店になれば、お客様に喜んでいただけるか、どんなお店にしたいかを決めて、全員で実現するために、ショップビジョンを決めたい。
と、キーワードとしては、「メンバー全員」「お客様に喜んでいただける」を「自分も喜べる」をテーマに考えてきてもらいましょう。

きちんと、そもそもショップビジョンをなぜ作るかということを、説明すれば、必要性を理解し、メンバー個人個人が内容を考えてきてくれます。

(2)随時確認し、気になったワードをメモしていく。

考える指示を出したら、2日、3日したら、本人にアイデア出しの進捗を確認します。
これは、営業時間中の閑散時間で構いません。
面と向かって話すと、警戒心も出ますし、メンバーは、上司に指示されたことに対して正解を探し始めてしまうからです。

通常の営業時間中に立ち話で聞くと、店頭では、基本的にお客様対応が第1優先ですから、お客様にきた段階で、接客を行うのでメンバーとしては、考えずにちょっとしたアイデアが出てきたりします。

その内容をメモします。

これをスタッフ全員に確認し、気になったワードを随時まとめておきます。

(3)メンバーのワードをまとめ案を作る。

ノートに書いた各個人のワードを眺めていきましょう。

共通する内容がいくつか出てくると思います。
共通した内容は、ひとまとめにして絞っていきます。

共通項目を絞ったら、キーワードを拾ってまとめておきます。

(4)全員で決定する。

最後に、ショップビジョンを決定するわけですが、決定するときは、スタッフ全員が集まるときにしてください。

全員同じ認識でショップビジョンを広めるには、時間の効率を考えブレをなくすという意味でも、全体ミーティング等、全員が集まるタイミングがいいと思います。

必要であれば、上司にも参加してもらうと、より浸透性が深くなりますし、ショップビジョン実現のために、上司も協力してくれるはずです。


したいお店にするには、自分の力だけでは、到底出来ませんので、メンバー全員の知恵を出し合い、ショップビジョンを作ることで、進むべき方向性を全員で実行できることになりますね。




ショップビジョン作る。vol.4|未知の世界へ

brainstorming-2398556_640

前回は、ブレずに広めるという内容でショップビジョンの構成について記載しましたが、今回は、ショップビジョンの中身の考え方について記載していきます。

第1話の「ショップビジョンとは」という内容の中に、「自分と世界を良くする方法」ということで締めくくりましたが、この「良くする」ためにどのように内容をショップビジョンにすればいいのでしょうか?

「良い」というのは、人によって何が良いかは、異なってきますし、一言で「良いお店」と言っても具体性に欠けます。

今や、誰もが使っているスマートフォンを眺めてみてください。
特徴を思いつく限り書いていきましょう。
  • タッチパネル
  • 色々な昨日のアプリが使える。
  • 大画面液晶
  • 電話ができる。
  • メールができる。
  • 音楽が聴ける。
  • インターネットができる。
  • 電車に乗れる。
  • 買い物ができる。
  • 写真が撮れる。
  • 動画が撮れる。

などなど、色々なことができますよね?
これがあることで、生活が便利になり、世界が良くなっているはずです。

今は、これが一般的に浸透して、当たり前になっていますが、自分のような30代後半以上の世代だと、昔では考えられなかったことです。

私は、ポケベルというものも経験しましたが、それが、携帯電話(ガラケー)になり、スマートフォンというように時代を重ねて便利になってきたわけです。

では、ポケベル時代にスマホを作るなどと言ったビジョンを描く人間は、どのように思われるでしょう?

周りからは、「現実不可能なことを言っている。」「無理に決まってる。」「夢物語だ。」等、否定されるはずです。

現在では、あるのが当たり前の世界。
これが、スマホの良さを知っている「既知の世界」だとすれば、

ポケベル、ガラケー時代に「スマホが普及している世界」は、「未知の世界」ということです。


つまり、ビジョンは、「未知の世界」である必要があります。

話を元に戻すと、ショップビジョンは、「自分と世界を良くするもの。」にしなくては、いけませんが、すでにあるビジョンではなく、これからこうなる近い未来の「未知の世界」を想定して作らなければなりません。

聞いただけで、「誰もが良い」と思うことではなく、否定的な意見「そんな店舗無理だよ。」とか、「普通にやってればそうなる。」等簡単なものではいけません。


自分の担当する化粧品店舗で良いなと思ったショップビジョンの例を記載していきます。


姫路の店舗の場合

「姫路1世帯1商品」
→姫路の1世帯に必ず、販売ブランドの商品を1つ持っている状態にしたいというショップビジョンです。

普通に考えると、姫路の世帯全部に、自社商品を持ってもらえるなんて、実現不可能ですが、その裏側では、どの年齢層のお客様にもしっかりとした接客をして、そのお客様のご家族や友人まで世代や性別を問わず、楽しんでいただけるお店を作ろうという意思が感じれた「未知の世界」を鳥居入れたショップビジョンだと感じれました。

広島の店舗の場合

「人から人へと繋げる中国地方の住人が集まる店舗へ」
→中国地方唯一の店舗ということで、岡山、鳥取、島根からもきて楽しんでいただくというショップビジョンです。

こちらも、県外から自分の店舗のために2時間以上かけてくる人がどれだけいるんだろうと否定的な意見も出るとは思いますが、こちらも、1人のお客様に丁寧に接客をして、それが、口コミで広がり少しずつでも、他県の方でも寄ってもらえるお店ということで、年々そういったお客様も増えてきています。


こう言ったように、一見実現不可能な、「未知の世界」を目指せるようにショップビジョンは、作ってください。

スマホのように、今は、「未知な世界」でも、将来「既知な世界」となるかもしれないですね。

次回は、ショップビジョンの作り方についてまとめたいと思います。



ショップビジョン作る。vol.3|ブレずに広めるために

brainstorming-2398560_640

前回は、ショップビジョンは、文字の拡散情報ということを記載してきましたが、今回は、拡散する情報をいかに、ブレずに広めるということを記載していきます。

ポイントは、以下の3つです。

  1. 覚えやすい。
  2. 伝わりやすい。
  3. 変わらない。

1つ1つを細かく説明します。

1.覚えやすい。

簡単に覚えられ、いつでもどこでも思い出せること。

2.伝わりやすい。

メンバーの中で、広まりやすい。

3.変わらない。

数多くのコミュニケーションを通しても、形が変わらないこと。


この3つの内容は、当たり前のことではあるかもしれませんが、組織が大きければ大きいほど、情報は、途中で個々の考えに変換され、全く違った情報になってしまいます。

伝言ゲームのように、1人が言ったことは、人から人へ伝わるにつれ、変化していきます。

そのために、ショップビジョンは、次のルールで作ってみてください。

「母国語20文字以内」


なぜ、母国語かというと、格好良さや響きで、英語を入れたりしたい方もいると思いますが、そもそも、英語が理解できない人もいますし、ふと思った時に、全員が英単語を正しく、記載することができる人がどの程度いますか?

英単語を入れると、文字は知っているけど、文字から受ける認識が異なることもあります。

ですので、ショップビジョンを作るときは、

  • ひらがな
  • カタカナ
  • 漢字

日本で最も疲れている文字を使用してください。
もちろん、店舗の店員が全員イタリア人です。なんてときは、ちょっと考えた方がいいと思います。

ショップビジョンの文字数は、「20文字以内」で作ってください。

20文字だと、短すぎるという考えを持った前向きな方もいるかもしれませんが、
実は、20文字でも長い方です。

川柳や俳句なんかは、「5・7・5」で構成された文字ですが、日本の有名な俳句を皆さんは、どこまで覚えていますか?

私は、国語や古文が苦手ということもあり、言われたら聞いたことがある程度です。

川柳でも、5+7+5=22文字です。


ですので、たったひらがな22文字を覚えるのも、難しいのですから、最低限、漢字も含めて、20文字以内で作ってみてください。


次回は、ショップビッジョンの内容について記載していきます。




LINE読者登録QRコード
LINE読者登録QRコード
記事検索
スポンサーリンク
プロフィール

Jazzy-K

メッセージ

名前
メール
本文